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砂壁から漆喰にDIY!施工の手順とコツを解説

砂壁から漆喰にDIY!施工の手順とコツを解説
古い和室の砂壁を漆喰にしたい
できればコストをかけずDIYしたい

そうお考えではないでしょうか。

漆喰は見た目にオシャレなだけではなく、快適な環境を作ってくれる効果も期待でき、おすすめの建材の一つです。
漆喰がオシャレなのはわかるけどDIYじゃ難しそう…

そう思われがちな漆喰のDIYですが、ポイントを押さえておけば、実はそれほど難しくありません。

この記事では砂壁に漆喰を塗るメリットや施工手順、コツについて詳しく解説します。

砂壁に漆喰を塗るメリット

和室を砂壁から漆喰にすることで、見た目の印象だけではないメリットがあります。

ここではそのメリットについて具体的に紹介します。

調湿性があり、部屋が快適になるから

漆喰には調湿性があり、部屋の湿度を快適な状態に保ちやすくしてくれることが大きなメリットです。

「夜ジメジメして寝にくい」なんて体験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。

漆喰は調湿性があることで、部屋の湿度を快適な状態に保ちやすくなります。

また湿気を調整してくれるとカビやダニの繁殖も抑えられるため、こうした点からも漆喰はおすすめできますよ。

ニオイやホルムアルデヒドを吸収してくれる

漆喰には、湿度を調整するだけではなく、ニオイや住宅に含まれているホルムアルデヒドを吸着してくれる性質があります。

漆喰を塗ったからと言って、0になるわけではありませんが、化学物質の嫌なニオイが気になる人にとってはメリットが大きいでしょう。

メンテナンスは不要

漆喰は一度施工したら、基本的にメンテナンスする必要がありません。

クロスのように静電気が発生しないため、汚れがつきにくく、色褪せることもないため、塗り替えも不要です。

「漆喰は高い」と思われがちですが、長い目で見ると、コスト的なデメリットはそれほどありません。

砂壁の場合は壁紙よりもDIY難易度が低い

砂壁の場合は壁紙をDIYしようとするよりも難易度が低くキレイに仕上げやすいです。

なぜなら、クロスは平滑な面でないとキレイに貼ることが難しく、どうしても凸凹のある砂壁では下地処理がかなり難しくなります。

漆喰は、少々凸凹があっても、施工上問題はないため、砂壁の上にするDIYとしては難易度が比較的低めです。

砂壁に漆喰を塗るデメリット

砂壁に漆喰をDIYする作業難易度は低めですが、デメリットが全くないわけではありません。

ここでは砂壁に漆喰を塗るデメリットについて解説します。

ひび割れが起きる

砂壁に漆喰を塗るデメリットはひび割れが起きる可能性があることです。

砂壁は水分を吸収するため、急激な乾燥によりひび割れが起きてしまう場合があります。

ひび割れを減らすためには少し薄めに塗るのがおすすめです。

ものをぶつけると欠けてしまう

漆喰は基本的にメンテナンス不要の壁材ですが、衝撃に強いわけではありません。角が尖ったものなどをぶつけるとかけてしまう可能性があります。

砂壁に漆喰を塗る手順

DIYで漆喰壁にしよう!必要な道具とおすすめ商品を紹介

砂壁に漆喰を塗るための手順について、ここでは詳しく紹介します。

砂壁に漆喰を塗る手順

漆喰を塗るために準備するものが以下の通りです。

・カッター
・霧吹き
・コテ
・コテ板
・シーラー(※1)
・ローラー
・漆喰
・脚立
・マスキングテープ・マスカー(※2)
・養生テープ
・バケツ

これらの道具はホームセンターなどで全て購入できるはずです。

スクレイパーとは、壁紙を簡単にめくるための道具ですが、今回は劣化した砂壁を剥がすために活用します。
カッターで代用が可能ではありますが、砂壁の下地をしっかりと除去することが重要なため、カッターでは作業効率がかなり悪くなってしまいます。

値段も1,000〜2,000円程度で購入できるため、購入しておきましょう。砂壁カッターよりも一度に広くめくれ効率的ですが、他にあまり使い道がないため、なくても十分に作業可能です。

※1 塗料などの付着をよくしたり、古壁から出るアクの滲みを止める下塗り材
※2 マスキングテープと養生シートを一体化させた資材

またこれらのグッズも必要に応じて準備してください。

・ゴム手袋
・新聞紙や濡れ雑巾
・作業用メガネ
・マスク

漆喰はアルカリ性のため、直で触れると肌荒れを起こしてしまいやすいです。
目に間違って入ってしまうと、場合によっては病院に行く必要も出てきます。
細かいホコリ埃が出るため、快適に作業したいのであればマスクも欠かせません。

1.養生する

最初に養生(塗装する場所の保護)をしっかりと行いましょう。
具体的には以下の手順で行います。

・家具を他の部屋に移動する
・畳を持ち上げ、他の部屋に移動する(畳の部屋の場合)
・コンセントやスイッチを養生テープで塞ぐ
・建具や漆喰を塗らない部分の境目をマスキングテープでカバーする(壁から1〜2mm空ける)

養生を行うことで、壁や塗らない部分を汚さずに済みます。
最後には剥がしてしまうものですが、養生は仕上がりの美しさにも影響しますので、丁寧に作業してください。

漆喰は細かい粒子が飛んでしまうため、DIYをする場合は、中にある家具や畳も含めて全て外に出す方が好ましいですが、大きい家具やベッドは難しい場合もあります。

どうしても難しい場合には、全面ダンボールなどで養生する方法もありますが、除去するときに丁寧な作業が求められますし、汚す可能性も十分にあるため、動かしてしまった方が失敗しにくいですよ。

また畳の細かい隙間に漆喰が入り込んでしまう可能性があるため、畳はしっかりと動かしてください。

2. 劣化した砂壁をスクレイパーで取り除く

古い砂壁を触ると、ぽろぽろと落ちてしまう、そんな状態の場合には、その砂壁を全て撤去しましょう。

その状態の砂壁の上から、漆喰を塗ると、剥がれ落ちてしまう可能性がかなり高くなってしまいます。

スクレイパーで削り、これ以上落ちないというところまでしっかりと取り除いてください。

場合によっては1日以上かかることもあり、重労働ですが、失敗しないためにとても重要な工程のため、妥協せず丁寧に行いましょう。

3. シーラーを塗る

下地処理をしっかりとしていれば、次はローラーでシーラーを塗りましょう。
塗り忘れると、漆喰が剥がれやアクの滲みが起こる恐れがあるため、丁寧に作業してください。

30分〜1時間ほど空けて少し乾かしてから漆喰を塗り始めましょう。

4. 漆喰を塗る

漆喰を塗ると一言でいっても、いくつか手順があります。
漆喰を塗る時には以下の手順で行なっていきます。

・コテ板に練った漆喰を乗せる
・コテ板を壁にくっつけながら、コテで漆喰を壁に塗りつける
・このとき下から上に薄くのばすようにする

塗りながら少しずつ角度を水平にしていくと、キレイに塗れますよ。
コテの角度を立てすぎると、漆喰を削いでしまうこともあるので注意してください。

また、このとき厚みを出しすぎないよう、なるべく薄く仕上げるようにします。
厚みの目安としては1〜3mm、下地が透けて見えてしまわない程度を目安にするとよいでしょう。

平滑に仕上げるのはかなりの技術が必要ですが、コテムラを少し残しながら仕上げても独特の味わいがありますよ。

この時、厚みがあると、ひび割れしやすくなるため、意識的に薄めに塗るよう心がけましょう。

塗り終わったら、乾く前にマスキングテープを剥がしてください。
乾いてから剥がしてしまうと、漆喰を削ってしまうこともあります。

また、漆喰がある程度乾いたら、家具やベッドを元の位置に戻しましょう。

DIYで漆喰を塗る注意点

DIYで漆喰を塗る注意点

DIYで漆喰を塗るときにはいくつか注意するべきことがあります。
この注意点を守らなければ、漆喰を塗った後剥がれてしまうなど失敗してしまいますよ。

家具はできれば外に出す

DIYで砂壁に漆喰を塗る場合、家具は外に出しておきましょう。

漆喰は細かい粒でついてから拭き取ろうとすると細かい傷が入ってしまうこともあります。

畳などに入ってしまうと、掃除機を使っても取れない可能性が。

外に出すことが難しい場合には、ダンボールなどをしっかりとかけて粉が侵入してしまわないようにしましょう。

下地処理は丁寧に行う

寝室の漆喰を塗る際、下地処理は丁寧に行いましょう。

・砂壁をしっかりと取り除く
・シーラーを塗り忘れなく塗る

これらの作業を必ず守ってください。
下地処理が甘いと、漆喰を塗った後で、剥がれてしまう原因になります。

砂壁全範囲をスクレイパーで落とすのはかなりの重労働ですが、ここの工程を怠ると失敗に直結してしまいますよ。

厚塗りしすぎない

漆喰を塗る時には厚塗りしすぎないように注意してください。
漆喰を塗る際にはなるべく1〜3mm程度を維持しましょう。
それ以上の厚みで塗ってしまうと、漆喰の自重に耐えきれず、剥がれてしまう原因になります。

また厚みがあるほど、乾燥する際にひび割れが起こりやすくなります。

スケジュールには余裕を持って

寝室の漆喰を塗る時のスケジュールはなるべく余裕を持たせるようにしましょう。
寝室の漆喰は施工面積ある程度面積があるため、1日で終わらず2〜3日、場合によっては1週間かかってしまう可能性も十分に考えられます。

1日で終わらそうとするのではなく、スケジュールには余裕を持たせておきましょう。

まとめ

この記事では砂壁に漆喰を塗る手順やメリットについて詳しく解説しました。

砂壁に塗る漆喰は、見た目におしゃれなだけではなく、快適な空間になり、お客様を呼ぶのも楽しくなりますよ。

ぜひこの記事を参考に砂壁から、キレイな漆喰にしてみてくださいね。

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