そうお考えではないでしょうか。
そんな場合に利用できるのが玄関収納です。
玄関収納はDIYでも作ることができ、工夫次第で自分の目的に合わせたオーダーメイドの使いやすさやオシャレさを演出できますよ。
ここでは玄関収納のDIYで失敗しないためのポイントや、作り方を作りたいものの種類や大きさに合わせていくつか紹介します。
玄関収納をDIYするためのポイント
玄関収納と一口に言っても、その種類や目的によって、どんなものを作るべきなのか、全く変わります。
玄関収納をDIYするのにまず何を考えるべきなのか、そのポイントを押さえましょう。
玄関収納で何を収納するのか
まず考えるべきなのが、玄関収納で何を収納するのかです。
玄関に収納したいものの例を挙げると、以下のものがあります。
・鍵
・靴
・コートやジャケット
・カバン
・そのほかアクセサリー
・カバン
これらはほんの一例ですが、何を収納するのかによって最適な形状は変わり、必要な部材も変わります。
どのくらいのスペースが必要か
次に考えるべきなのが、その壁面収納にどのくらいのスペースが必要なのかです。
・何をおくのか
・どのくらいの数おくのか
それによって、玄関収納に必要なスペースが大きく変わります。
DIYで玄関収納を作成するより前に、大まかな設計図を自分で作っておく方が失敗のリスクを押さえられますよ。
目的別!玄関収納DIYの参考手順
収納するものやその量がわかり、大まかなイメージができて初めて、玄関収納DIYに取りかかれます。
ここでは、どんなものを作るのか、その目的別に簡単な作り方を紹介します。
これらの作り方を参考に、自分が作りたいものの設計を作ってみましょう。
これらを複数組み合わせて作るのもおすすめですよ。
シューズ収納
玄関で収納したいものの代表とも言えるのが、シューズですよね。
ここでは突っ張り棒を使ったDIYを紹介します。
靴は引っ掛けられる部位が多く突っ張り棒で対応できる範囲が広いです。
例えば、以下のように使えます。
・突っ張り棒を平行で2本立てるとスニーカー置き
・壁の際に突っ張り棒を立てて、縦にスリッパやスニーカーを収納
・ヒールなどかかとのあるものを突っ張り棒で引っ掛ける
・突っ張り棒で突っ張れない場合には、棚をDIYで作り対応する
シューズ収納で突っ張り棒は活用できる幅が広く、棚を作らないでできる方法も多いため、簡単に施工できる事も多いです。
また突っ張り棒は傘などを収納するのにもおすすめですよ。
フックをつけて小物を管理
次に紹介するのが、フックを使って小物を整理する方法です。
また壁を傷つけずにできる方法もいくつかありますよ。
フックは100円均一で買えるものもあり、簡単に作れるものも多いです。
例えば以下のようなものが使えます
・ワイヤーネットを使ってフックをかける
・画鋲タイプのもので引っ掛ける
・長押を取り付け、そこにフックをネジなどで固定する
ただし、カバンやコートなど、ある程度重さがあるものは、耐荷重を考える必要があるため、ネジなどで壁にしっかり固定しないと、十分な強度が発揮できず落ちてしまうことがあるため、注意が必要です。
ディアウォールを使って壁一面収納に簡単収納
「玄関収納にある程度の広さが欲しい」
「でも壁は傷つけたくない」
そんな場合におすすめなのが、ディアウォールを使った玄関収納です。
ディアウォールとは、2×4材の先端に取り付けることで、2×4材を突っ張り棒のようにして固定できる道具です。
このディアウォールを利用する事で、2×4材を使った玄関収納を簡単に作ることができます。
また突っ張り棒のため、壁を傷つけずに施工できる点も嬉しいポイントです。
このとき、滑るものの上に設置すると、ずれて外れてしまうこともあるため、フローリングなど、十分な強度がある所に利用してください。
このディアウォールを使って壁を2本作れば、棚なども作れますし、壁にベニヤなどを取り付けてフックや突っ張り棒を使った収納も簡単にできます。
ある程度大きな玄関収納が必要だけど、DIYで傷つけたくない、そんな場合にはディアウォールをぜひ活用してみてください。
DIYで失敗しないための注意点は?
玄関収納のDIYは、それぞれの場所に合わせて採寸や設計を考える必要があるため、DIYに慣れていない人だと失敗することがあります。
ここではDIYで失敗しないための注意点について解説します。
床材を確認する
ディアウォールを使う場合、設置する場所の床材を確認しましょう。
例えば、厚みのあるカーペットなどで利用する場合、ずれてしまう可能性があるため、使用するのは危険です。
また畳などの場合も突っ張る力によって、沈んでしまい、緩むことがあるため、そのような柔らかい素材の上で設置するのは避けてください。
どうしてもその場所で使用する場合には、その場所で圧力が分散するように、滑らないベニヤ(12mm以上厚みがあるものが望ましい)を設置するなどして対策しておきましょう。
対荷重を考える
フックや突っ張り棒を設置する場合に考えるべきなのが、対荷重です。
特にディアウォールで作った場合には、突っ張り具合によって対荷重が変わるため、厳密な対荷重が表記されていません。
特に以下のような場合には、対荷重を意識する必要があります。
・多くのものを乗せたい場合
・カバンをかける場合
・コートをかける場合
・そのほか重量があるものをかける場合
このようなものをかける場合、両面テープや画鋲で止めるタイプのフックでは耐えきれずに取れてしまう可能性があります。
またビスなどで取り付けた場合でも、取り付け方やビスの大きさなどでは外れる可能性は0ではありません。
実際に取り付けてみて、ぐらついたりしないことをよく確認しましょう。
どうしても不安な場合には、重たいものには使用せず、軽いものだけをかけるようにしてください。
棚板は大きくしすぎない
ディアウォールを使って棚板を設置する場合、棚板は大きくしすぎないようにしましょう。
ディアウォールに棚板を取り付ける場合、柱に使用した木材の表面から40mm以内に抑えるよう記載があります。
これを超えた棚板を作ると、重心が前に出過ぎてしまい、外れて事故につながる可能性も。
そのような事態を避けるために、40mm以上棚板を出すのは避け、どうしても出さなければいけない場合には、棚受けを別で作成し、転倒しないように対策しましょう。
採寸は正確に
玄関収納のDIYは、それぞれの寸法を測って作るため、採寸を正確に行うことが大切になります。
ミリ単位でしっかりとはかり、カットする必要がある場合には、丸のこぎりなどで正確にカットすることが望ましいです。
また、採寸する場合には、板の厚みやディアウォールの取り付けに必要な隙間なども計算に入れておく必要があります。
上記の点を意識して採寸などをしないと、失敗して材料を無駄にしてしまいますよ。
まとめ
この記事では玄関収納のDIYをするための方法を収納したいものやその大きさによってどんなことができるのか紹介しました。
DIYに慣れていない人でも、突っ張り棒やフックを使うDIYは簡単にできますし、ディアウォールを使うことで、DIYでできることの幅は大幅に広がります。
この機会に、玄関収納のDIYにぜひ挑戦してみてください。ディアウォールは下記から購入できますよ♪
|