登録会員が集まって、空き家をリノベーション。改装された空き家を拠点として活動するユニークな試みが横浜発で行われました。空き家を活用したコミュニティ拠点の立ち上げを始めたのは「太陽住建」です。
DIYを楽しむ人が増えてきていますが、そのような時代背景を上手く活用したコミュニティ作りに成功しています。この記事では、太陽住建が手掛けるDIY体験型空き家活用事業「solar crew(ソーラー・クルー)」の魅力についてご紹介します。
DIY体験型空き家活用事業とは
DIY体験型空き家活用事業「solar crew(ソーラー・クルー)」を手掛けている太陽住建は、横浜市のリフォーム・リノベーション会社です。また、地域行事やボランティアなど地域社会に溶け込んだ事業活動をしており、大きな注目を集めています。
地域社会に溶け込んだ事業活動の1つが、DIY体験型空き家活用事業「solar crew(ソーラー・クルー)」なのです。神奈川の真鶴町のコミュニティ活性化を図りたいという目的で、DIY体験型空き家活用事業を始めました。
DIYを楽しめる!空き家活用事業のメリット
太陽住建の空き家活用事業「solarcrew(ソーラー・クルー)」は、会員を魅了しています。なぜ、さまざまな人を魅了しているのでしょうか?ここでは、空き家活用事業「solarcrew」のメリットをご紹介します。
地域のコミュニティ拠点を作れる
空き家の構造部分で電気配線部分の工事は太陽住建が行いますが、塗装や装飾はプログラム参加者が関わります。このようなスタイルでコミュニティ拠点を作ることで、単に空き家をリノベーションした建物を提供するのではなく、地域の人から愛着が持たれる建物を提供することができるのです。
富士住建は、地域の人に愛されるコミュニティ拠点を作るために、この事業を開始したのです。
DIYについて学ぶことができる
部屋の壁の塗り替えを自分で行いたいけれど、上手く濡れるか不安という方は多いです。空き家で塗装をしてみれば、それらの不安を払拭することができるでしょう。
実際に、リフォーム・リノベーション会社の太陽住建のスタッフから、正しい方法を学べるのでDIYについて詳しく学ぶことができます。そのため、DIY技術を磨きたいという方からも人気を集めています。
地域を知るキッカケになる
太陽住建が手掛ける体験型空き家活用事業の会員は、さまざまなエリアに住んでいます。訪れたことがない地域での空き家活用事業に参加をすれば、その地域を知るキッカケになります。
空き家は都内ではなく地方に多く溢れていますが、過疎化している地方の魅力をより多くの人に知ってもらう機会にもなるのです。自治体側でも面白いビジネスモデルだと注目が集まっています。
地域と共生できる
空き家活用事業の恩恵を受けられるのは、参加者だけではありません。空き家の近隣住民の方も恩恵を受けられます。草が生い茂り荒れ放題になっていた現場が、空き家活用事業で整備されるため治安が良くなります。放置されている空き家は、社会問題にもなっていますが、このような社会問題を解決できる事業なのです。
故郷に愛着を持ってもらう
小さな子供も、空き家活用事業に参加することができます。壁の塗り替えやペイントを楽しむことができるのです。空き家活用事業に参加した地域の子どもが成長したときに「小さな頃に、私が塗った壁だ」と楽しんでもらえ、故郷に愛着を持ってもらう目的も兼ね備えています。
地域のコミュニティが広がる
空き家活用事業は、さまざまな地域の人が参加します。DIY好きという共通点があるため、世代や性別問わずに楽しくコミュニケーションが図れるでしょう。また、地域に住んでいない会員もDIYを体験しにプログラムに参加してきます。
このような会員に対しては、地域の魅力を伝えることができるのです。地域のコミュニティを広げるというのが、太陽住建のDIY体験型空き家活用事業「solarcrew(ソーラー・クルー)」の狙いでもあります。
まとめ
今回は、太陽住建が手掛けるDIY体験型空き家活用事業「solarcrew(ソーラー・クルー)」をご紹介しました。現在は、空前のDIYブームです。自宅を塗装や装飾を自分で行いたいけれど、ロールプレイングをせずに自宅の塗装を行うのは、とてもハードルが高いです。しかし、空き家で練習することができれば、自信を持って自宅DIYが行えるはずです。
このような時代背景を利用して、地域活性化をしていくという動きが出ています。太陽住建は真鶴市の魅力を今後も伝えていくことを述べていますが、さまざまな地方で活かせるアイデアといっても過言ではないでしょう。地方活性化にもつなげられるDIY体験型空き家活用事業に興味がある方は、ぜひ、参加をしてみてください。