賃貸DIYで人気!国産壁紙が剥がせる糊「スーパーフレスコイージー」

「DIYが好きだけど、賃貸住宅だからリフォームに制限が出てきてしまう…」と悩んでいる方はいませんか?近頃は、賃貸DIY向けのグッズも沢山登場しているため、賃貸にお住まいの方でもDIYが楽しめるようになってきました。

さまざまなグッズが登場していますが、今回、ご紹介するのはスーパーフレスコイージー。この壁紙糊を使用すれば、壁紙を貼って剥がすことができるため、賃貸物件でも、好きな壁紙に張り替えることができるのです。

この記事では、そのような魅力を持つスーパーフレスコイージーについてご紹介します。

スーパーフレスコイージーとは

(引用元:https://www.grahambrown.com/row/superfresco-easy---paste-kit/09-371-master.html)

スーパーフレスコイージーを使用して、ビニール壁紙を貼れば簡単に剥がすことができるという優れものです。ここでは、国産壁紙を貼って剥がせる糊「スーパーフレスコイージー」の特徴について解説します。

賃貸でも安心!国産壁紙を貼って剥がせる糊

スーパーフレスコイージーは、創業65年以上の英国の壁紙ブランドGraham & Brownが開発しました。

シャネルやカール・ラガーフィールドにも在籍していたジュリアン・マクドナルドなど著名なデザイナーの壁紙コレクションを発表するなど、イノベーティブなポリシーで世界中の顧客を獲得しています。

そのような、会社が賃貸の人でも部屋の模様替えを楽しんでほしいと開発した商品が、スーパーフレスコイージーなのです。

壁紙が簡単に剥がせる理由

日本国内の住宅に貼られている壁紙の90%以上がビニール壁と言われています。ビニールは水分をはじく性質があるため、水に溶ける糊で貼り付ければ、糊だけが溶けていき上手に剥がすことができるのです。

使用上の注意点

スーパーフレスコイージーは、賃貸DIYにも使用できる壁紙糊です。通常の糊より粘着力は劣ります。そのため、色の濃い無地の壁紙を貼るとつなぎ目が目立つこともあるので、スーパーフレスコイージーを使用して壁紙を張り替える場合は、柄のある壁紙がおすすめです。

スーパーフレスコイージーの施工方法

賃貸DIYにおすすめのスーパーフレスコイージーは、どのように施工するのでしょうか?ここでは、施工方法を分かりやすくご紹介します。

必要な道具

スーパーフレスコイージーを使用して壁紙の張替えを行う場合は、下記の道具を準備します。

[用意するもの]
ドライバー、布、バケット、ハケ、メジャー、マスキングテープ、はさみ、定規、カッター、ローラー、なでバケ、地ベラ、スポンジ、5円玉、ひも

1.下準備

(引用元:https://www.rakuten.ne.jp/gold/kabegamiyahonpo/d/wall_p/howto-kokusan-fresco.html)

施行する壁にスイッチプレートなどある場合は、ドライバーを使用して外します。また、壁に汚れが付着していたら仕上がりが変わるため、壁面をキレイに拭いておきます。

2.フレスコ糊の作成

(引用元:https://www.rakuten.ne.jp/gold/kabegamiyahonpo/d/wall_p/howto-kokusan-fresco.html)

下準備ができたら、フレスコ糊を作成します。バケットの中に、必要な分量の水を入れて、粉末を静かに沈めてから混ぜます。かき混ぜて、デンプンのような状態になれば完成です。

3.基準線を作成する

(引用元:https://www.rakuten.ne.jp/gold/kabegamiyahonpo/d/wall_p/howto-kokusan-fresco.html)

壁の端から90cmのところにマスキングテープなどで印をつけます。その印から、ひもに5円玉を結んだものを垂らして垂直を出し、マスキングテープなどで基準線を引きます。

4.壁紙を壁サイズに合わせてカットする

(引用元:https://www.rakuten.ne.jp/gold/kabegamiyahonpo/d/wall_p/howto-kokusan-fresco.html)

天井の高さ+10cmの長さに1枚目の壁紙をカットします。国産壁紙の両端にはミミがあるので、定規を当ててカットします

5.壁紙の裏に糊をつける

(引用元:https://www.rakuten.ne.jp/gold/kabegamiyahonpo/d/wall_p/howto-kokusan-fresco.html)

壁紙の裏に糊をつけます。糊は指でなぞった時に模様が付くぐらい、たっぷり塗りましょう。また、糊面同士を合わせるように、じゃばら状に優しくたたむ、5分程度のオープンタイムを取ります。

6.壁紙を貼り付ける

(引用元:https://www.rakuten.ne.jp/gold/kabegamiyahonpo/d/wall_p/howto-kokusan-fresco.html)

上下に5cm程度の余分をつくり貼り付けます。また、壁紙の左端を基準線に合わせて貼り、なで地バケを使用して空気を抜きながら、貼り付けていきます。

7.角に地ベラをあてて余分な部分をカットする

(引用元:https://www.rakuten.ne.jp/gold/kabegamiyahonpo/d/wall_p/howto-kokusan-fresco.html)

右の余分に折り目をつけ、折り曲げた上から、二つ折りで上下の余分に折り目を付けます。そして、角に地ベラを当てて、2枚重ねで上下の余分をカット。

次に、右端の余分をカットします。カットし終えたら、床や天井に付いた糊はスポンジを使用して拭き上げます。(※2枚目からは柄合わせが必要になりますが、作業工程は同じです。)

スーパーフレスコイージーの剥がし方

スーパーフレスコイージーは簡単に剥がせるため、賃貸DIYに向いていると説明しましたが、実際に剥がすときはどうすれば良いのでしょうか?ここでは、スーパーフレスコイージーの剥がし方をご紹介します。

1.下地を傷めないように剥がす

(引用元:https://www.rakuten.ne.jp/gold/kabegamiyahonpo/d/wall_p/howto-kokusan-fresco.html)

壁紙の端や継ぎ目から、下地を傷めないようにゆっくり剥がします。

2.残った裏紙に水を塗布する

(引用元:https://www.rakuten.ne.jp/gold/kabegamiyahonpo/d/wall_p/howto-kokusan-fresco.html)

壁紙を剥がして残った裏紙に、水を塗布します。霧吹きでも良いですが、ローラーを使用すると早くて便利です。水を塗布して、しばらく放置しておくと、裏紙がふやけてきます。

3.ふやけた下地をめくる

(引用元:https://www.rakuten.ne.jp/gold/kabegamiyahonpo/d/wall_p/howto-kokusan-fresco.html)

裏紙がふやけてきたら、乾燥しない内にめくります。水分を含めると、糊が溶けていき、簡単に下地は剥がれるようになっているのです。

4.壁の拭き掃除をする

(引用元:https://www.rakuten.ne.jp/gold/kabegamiyahonpo/d/wall_p/howto-kokusan-fresco.html)

下地がキレイに剥がせたら、糊が残ってヌルヌルしていると思うので、スポンジ等を使用して拭き掃除をしましょう。糊は水に溶けるので、水を含んだスポンジでこすれば、簡単に汚れは落とせます。

まとめ

この記事では、賃貸の壁DIYにおすすめのスーパーフレスコイージーをご紹介しました。日本の住宅では、空間を広く魅せられる白い壁紙が採用されていることが多いですが、壁紙を張り替えて、大きく模様替えしたいという方もいるでしょう。

スーパーフレスコイージーは、そのような模様替えの際に、最適なグッズです。施工方法も剥がし方も、とても簡単なため、ぜひ、壁DIYを検討している方は使用してみてくださいね。