「DIYしたいけれど、電動工具がない」「でもわざわざ購入するのは高い」そうお考えの人も多いのではないでしょうか。
電動工具があれば、DIYの効率や質が見違えるほど変わります。
しかし、安いものではないし、どんなものを選べばよいかわからない人も多いですよね。
そんなときに電動工具のレンタルサービスを使えば、コストを安く押さえられ、購入前に使い勝手なども確認できますよ。
この記事では電動工具のレンタルサービスとはどんなサービスか、活用するときの注意点についても含めて紹介します。
電動工具のレンタルサービスとは
電動工具のレンタルサービスは、ホームセンターなど電動工具やDIYを扱うお店で電動工具をレンタルしてくれるサービスのこと。
ここでは電動工具のレンタルサービスについて詳しく紹介します。
仕組み
電動工具のレンタルサービスは、大まかに2つの場合があります。
・店舗でレンタルし、DIYスペースの範囲でしか使えないもの。
・工具のみをレンタルするもの。
店舗でレンタルする場合はその場でしか使えませんが、作業台など必要な場所やちょっとした道具があるため、作業効率が高くなっています。
一方で工具のみをレンタルする場合は、家などでも活用できますが、道具によっては作業場所や別途準備が必要になるケースがあります。
そのため、自分が工具を使う目的や使う場所によって、どちらのサービスを使うべきか変わるため、注意してください。
利用する場合は身分証や本人確認書類の提出を求められる場合もあるため、あらかじめ準備しておきましょう。
レンタルできる工具
レンタルできる工具の例としては以下のものがあります。
・インパクトドライバー
・電動ドリル
・ディスクグラインダー
・ジグソー
・サンダー
・丸ノコ
・ブロワー
ただし、これは取り扱い店舗によって扱っている工具が変わるため、そのお店で扱っている工具は確認しておきましょう。
費用相場
電動工具のレンタルサービスの相場は、1泊2日で300〜1,000円程度です。
郵送などで発送してくれるサービスもありますが、その場合は発送料が別途かかります。
DIYスペースを利用できる場所の場合は、お店で購入するなどの条件付きで無料になることも。
ただし、お店や地域ごとに価格は変わることもあるため、あらかじめ確認しておきましょう。
どこで利用できる?
電動工具のレンタルサービスにはどんなものがあるか気になる人も多いですよね。
電動工具のレンタルができる代表的なお店としては以下のものがあります。
・カインズ
・コーナン
・カーマ
カインズやカーマなど大手のホームセンターであれば、電動工具の貸し出しを行っていることが多いです。
またレンタルトライのようにネットで申込みが可能なサービスもあります。
ただし、上記に紹介した大手のホームセンターでも、その地域によってはレンタルサービスがないこともあるため、気になる場合はあらかじめ確認しておきましょう。
電動工具レンタルサービスの注意点
電動工具のレンタルサービスを利用するときにはいくつか注意するべきこともあります。
ここでは電動工具のレンタルサービスを扱うときの注意点についていくつか見ていきましょう。
店舗でしか利用できない場合もある
電動工具のレンタルサービスは店舗でしか利用できない場合があります。
例えば、インパクトを利用して壁に小物を取り付けたいなど、現場作業が必要な場合は利用できない場合もあります。
逆に丸ノコを使った木材のカットなどの作業はあらかじめカットする寸法を調べておけば、必要な道具も揃っており、むしろ作業がしやすい場合も。
自分が必要な道具は何か、工具を使う場所はどこなのか、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。
一部必要な部品の購入が必要になることも
電動工具のレンタルサービスを利用する場合は部品や材料を購入しないと利用できない場合があります。
例えば以下のものなどがあげられるでしょう。
・ベニヤや木材
・インパクトドライバーの先端
・ディスクグラインダーの替え刃
・サンダーに利用するペーパー
一つ一つはそれほど高くなく、1,000程度で購入できるものも多いですが、付帯部品などが必要になる場合がある点には注意しましょう。
連休の時には、レンタルできない可能性がある
電動工具のレンタルを利用する場合、連休などがあると、レンタルできないケースがあります。
DIYをする場合はまとまった時間が必要になることが多く、ゴールデンウィークなどの連休は電動工具のレンタルの人気が高まり、必要な工具がレンタルできないことも珍しくありません。
お店によっては事前に予約できる場合もあるため、あらかじめ予約をしておくようにしましょう。
ケガには注意
電動工具を使う場合にはケガに注意が必要です。
個人の過失によるケガは保証されない場合がほとんどなので、電動工具を利用するときには周囲の状況をよく確認してください。
特に電動丸ノコは他の電動工具と比べると取り扱いに注意が必要です。重大な事故につながる可能性もあるため、周囲の状況を確認し、適切な使い方を把握した上で利用するようにしましょう。
まとめ
この記事では電動工具のレンタルサービスとはどんな内容か、その内容や扱うときの注意点について解説しました。
電動工具のレンタルサービスは電動工具を安価で借りることができる非常に便利なサービスです。
ただし、ケガに対する保証はないため、利用する場合は使い方などをよく確認することが大切です。
この記事を参考に電動工具のレンタルサービスでDIYを楽しんでくださいね。