【徹底比較】DIYはウレタン塗装とオイル塗装のどちらがよい?

DIYでテーブルやチェアや本棚を作った時に、長く愛用できるように最終仕上げに塗装します。しかし、ウレタン塗装とオイル塗装が販売されているため、どの商品を購入して良いのか悩んでしまうかもしれません。

実際に、ウレタン塗装とオイル塗装のどちらを購入すれば良いのでしょうか?おすすめの商品はあるのでしょうか?

この記事では、ウレタン塗料とオイル塗料の違いについて分かりやすく解説します。ぜひ、DIYで塗装を考えている方は、この記事を参考にされてみてください。

【DIY徹底比較】ウレタン塗装とオイル塗装

インテリアの最終仕上げに塗装をする際は、ウレタン塗装とオイル塗装のどちらが良いのでしょうか?2つの塗装方法を比較すると以下のようになります。

メリット デメリット
ウレタン塗装
  • 弾力性があるため、塗りやすい
  • 光沢感がある
  • 汚れが付きにくい
  • 塗料が安い
  • 紫外線に弱い
  • 屋外インテリアには不向き
  • 塗装時には換気が必要
オイル塗装
  • 木質感を活かすことができる
  • 経年変化を楽しむことができる
  • 小さな傷を補修できる
  • 定期的にメンテナンスが必要
  • 剥がれやすい

【DIY徹底比較】ウレタン塗装

ウレタン塗装の主成分はウレタン(合成ゴム・断熱材に利用されるポリウレタン)です。

ウレタン塗装のメリット

ウレタンは密着度が高く、光沢感がある素材です。弾力性がある塗料のため、DIY初心者でも簡単に塗ることができるでしょう。そのため、テーブルやチェアなどのDIYでもウレタン塗装がされます。ウレタン塗装すれば、膜を張ることができるため、汚れが付きにくくなります。

このような効果が見込めるウレタン塗装ですが、1㎡当たり1,700円程度とアクリルに次いで安いことも魅力的です。

ウレタン塗装のデメリット

ウレタン塗装は、紫外線に弱いという性質を持っています。そのため、ウッドデッキに置くテーブルやチェアに塗ることは基本的におすすめできません。

ウレタン塗装した家具を紫外線の当たる場所に置いておくと、黄色に変色してしまいます。この黄色に変色する理由は、ウレタン塗装に含まれているイソシアネートという成分が原因です。

また、ウレタン塗料は水と反応しやすく、水分を含むと塗膜性能が低下します。そのため、屋外に設置するインテリアの塗装には不向きです。

ウレタン塗装時の注意点

ウレタンの主成分はポリウレタンなので、基本的に安全面に問題はありません。しかし、ウレタン塗料に含まれているイソシアネートは毒性を持ちます。また、シンナー・ベンジンが含まれていることも多いため、ウレタン塗装時には換気をする必要があります。

おすすめの商品

ウレタン塗装に興味を持った方は、「ニッペマイティラック」がおすすめです。

オイル塗装

オイル塗装とは、植物性オイルを主原料とした塗料を木の表面に塗ることをいいます。

オイル塗装のメリット

オイル塗装は膜を作らずに木材に染み込ませて使用する塗料のため、木肌そのものを維持できます。小さな傷を見えにくくするだけではなく、ツルツル・サラサラの触り心地になるのが最大の魅力です。木質感が溢れるインテリアを作りたいという方は、オイル塗装がおすすめです。

また、無垢材は経年変化に伴い、風合いが変わります。これは、オイル塗装を上から塗っても同じです。そのため、木の風合いを楽しみたい方向けの塗料です。

オイル塗装のデメリット

オイル塗装のデメリットは、ウレタン塗装のように膜ができないことです。そのため、耐久性がありません。また、耐水性もウレタン塗装より劣ります。水滴がついたコップなどを長時間放置すると輪染みができてしまいます。

オイル塗装時の注意点

オイル塗装は、木の質感を生かした仕上げになるため、見た目の良さがピカイチです。しかし、時間が経過する度にオイル塗装は剥がれていきます。そのため、定期的なメンテナンスが欠かせません。また、オイル塗装はウレタン塗装よりも割高になるため、メンテナンスコストもかかります。

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まとめ

今回は、DIY最終工程の塗装で使用される「ウレタン塗料」と「オイル塗料」の違いについてご紹介しました。各塗料にメリット・デメリットがあるため、違いを理解した上で、要望に見合った塗料を購入してみてください。

塗装すれば、インテリアはガラリと印象が変わるので楽しいはずです♪ぜひ、DIYの塗装作業を楽しんでみてくださいね。