DIY用作業台を利用すると、穴あけ・ネジ締め・切断・研磨の作業が安定するため、とても作業がしやすくなります。
DIY初心者の方は、初めに工具を揃えがちですが、DIY用作業台も購入しておきましょう。DIYの作業は両手で行うことが多く、材料を何らかの方法で固定することが求められるからです。
しかし、DIY用作業台は数多くの商品が販売されているので、どれを購入すべきか悩んでしまうかもしれません。そこで、この記事でDIY用作業台の選び方をご紹介します。
DIY用作業台の選び方:利用頻度
DIY用作業台は、利用頻度に応じたものを選びましょう。
業務で使用する
近頃は、日曜大工の代行サービスも増えてきました。このような仕事に携わっており、業務で使用する場合は、据え置き式のDIY用作業台を購入しましょう。スペースを取ってしまいますが、いつでもスピーディーに作業を始められるのが魅力的です。
趣味で使用する
趣味でDIYを始める人も増えてきました。DIY用作業台はスペースを取るため、週末だけDIYを楽しみたいという方は折り畳み式のDIY用作業台を購入しましょう。
畳んだときにコンパクトになり、部屋のスペースを取ることもありません。狭い部屋だけど、DIYを楽しみたいという方におすすめです。
DIY用作業台の選び方:作業内容
DIY内容に応じて、作業台を選ぶことも大切です。どのような作業を主に行うかを考えながら、DIY用作業台を選びましょう。
木工DIY
インテリア家具作りなどの木工DIYは、DIY初心者も気軽に始められるとして人気を集めています。このような木工を楽しみたい方は、木製の天板の作業台を購入しましょう。天板を木製にすることで、材料に傷が付くことがありません。
木材は軽いため、耐久性にこだわる必要はありませんが、大きな家具を組み立てたいとお考えの方は、耐久性のある作業台を購入しましょう。
金属加工DIY
グラインダーを使用して、金属を切断する場合は、モーターの衝撃が大きくなります。そのため、衝撃や振動にも耐えられる強度を重視して、作業台の脚が金属で出来ているものを選びましょう。
天板も金属製のものを選ぶとオイル塗装時も安心です。
溶接加工DIY
金属を接合するための溶接加工を行う場合は、耐熱性と強度がある作業台を購入しましょう。錆や腐食に強いアルミ製の脚、天板の作業台を選ぶと良いでしょう。
DIY用作業台の選び方:便利機能
DIY用作業台には、さまざまな機能が備わっています。そのため、利用用途に見合った機能が備わっているかをチェックしましょう。
固定具付き
DIY初心者が木材を切断する際に、片手で押さえながらノコギリを引くと必ず曲がります。想像以上に難しいため、直線に切断はできないでしょう。
正確に切断するためには、材料を固定して、正しい姿勢でノコギリを引かなければいけません。そのため、DIYで切断などを行う予定の方は、材料を固定できるクランプ付きのDIY用作業台を購入しましょう。
目盛り付き
材料を好みの長さに切断するときに、定規で測定して印をつけて切断する人がいます。この方法でも問題はありませんが、その都度、測定すると大変です。
側面に目盛りが付いたDIY用作業台を購入すれば、段取り良く作業が行えます。DIY初心者だけではなく、目視でササッと組み立てたいDIY上級者にもおすすめの機能です。
傾斜機能付き
切断や研磨をする際に、フラットな作業台だと力が入れにくいです。首や肩が凝るという悩みは、このようなフラットな作業台でDIYをし続けていると良く起こります。
このような問題を解消する機能が傾斜機能です。天板の角度が変えられるため、疲れにくくなります。
高さ調整
作業台の高さが最適ではないと、腰や肩、首の負担がかかります。そのため、作業者の身長に応じて作業台の理想の高さは異なります。
しかし、高さ調整機能が付いている作業台であれば、作業者の身長に見合った高さに調整することが可能です。仕事などで複数人が作業台を使用する場合は、高さ調整機能が付いたものを選びましょう。
キャスター付き
インテリア家具を作る場合でも、穴あけ・ネジ締め・切断・研磨・塗装などのさまざまな作業が必要です。
例えば、室内の部屋を汚したくないから、切断は屋外が行いたいと思うこともあるかもしれません。屋内・屋外、好きな場所で作業をしたい場合は、キャスター付きの作業台を選びましょう。
まとめ
この記事では、最初に購入をしておきたいDIY用作業台の選び方をご紹介しました。DIY初心者は工具から揃える人が多いですが、切断や穴あけなどは両手での作業になります。
クランプ付きで材料を固定できる作業台を用意しておくことで、想像以上にDIY作業が捗ることを感じられるはずです。そのため、DIYを始める場合は工具だけではなく、DIY用作業台も購入しておきましょう。