「キッチンをタイル調にしたいけれど、そこまでやるお金はない」
そんな方におすすめなのが、キッチンにリメイクシートを貼ることです。
リメイクシートなら、コストも手間もかけず簡単にキッチンのイメージを変えることができます。
この記事ではキッチンにリメイクシートを貼るメリットや貼り付けの手順について詳しく解説します。
DIYでキッチンにリメイクシートを貼るメリット
DIYでキッチンにリメイクシートを貼るメリットについて紹介します。
初心者でも簡単に施工できる
キッチンにリメイクシートを貼るメリットは初心者でも簡単に施工できることです。
施工面積もそれほど広くなく、失敗しても後から簡単にはがすこともできるため、コストがかかりにくく、難易度も高くありません。
そうした点から、DIY初心者の初めてのDIYにもおすすめです。
簡単に剥がせ、賃貸でもできる
DIYでキッチンにリメイクシートを貼るメリットは、簡単に剥がせ、賃貸でも施工できることです。
リメイクシートは簡単に剥がせるようになっており、失敗した場合も、簡単に剥がせます。
年月が経過した場合接着剤が残ってしまう可能性もありますが、シール剥がしなどで剥がせるのでそれほど大きな問題ではありません。
そのため、賃貸の部屋でも施工しやすいことがメリットです。
アクセントなどでの施工も可能
リメイクシートは種類が非常に多く、アクセントなどでの施工もできます。
部分的にレンガの模様にするなど、自分の発想次第で、様々な表現が可能です。
耐熱シートなら燃える心配も少ない
リメイクシートはキッチン用の耐熱シートも販売されています。
耐熱シートであればコンロなど火器があるような場所でも燃えるリスクが少なく、貼りやすいですよ。
DIYでキッチンにリメイクシートを貼るデメリット
DIYでキッチンにリメイクシートを貼るデメリットについてここでは解説します。
見た目は本物にはかなわない
リメイクシートのデメリットは、見た目が本物にはかなわないことです。
タイルなどの柄のものであれば、その凹凸感がなく、どこか平面的な印象に仕上がりやすく、太陽が直接入るような明るい場所ほど、その違いがはっきりとわかります。
見た目の印象に細かくこだわりたい人にとってはおすすめできない場合もあります。
キッチンの場合は耐熱・防水性が必須
キッチンにリメイクシートを貼る場合には、耐熱・防水性があるものを選ぶ必要があります。
特に耐熱性がないものを貼ってしまうと、何かの拍子に燃えてしまう可能性があり、非常に危険です。
100均のリメイクシートは安価ですが、耐熱性や耐水性がないことがほとんどですので、安価なものを買うのではなく、耐熱性や耐水性があるものを購入しましょう。
DIYでリメイクシートを貼る手順
ここではDIYでリメイクシートを貼るときの手順について解説します。
準備するもの
DIYでリメイクシートを貼る際には以下のものを準備しましょう。
・雑巾
・リメイクシート
・ハサミ
・カッター
・定規
・ローラー
・マスキングテープ
リメイクシートはシールのように剥離紙を剥がして貼り付けるので、のりや接着剤などは必要ありません。
必要な道具は家にあるものが多いですが、ローラーなどは100均で購入できるもので問題ありません。
作業の手順養生
では実際にリメイクシートを作業するときの手順を解説します。
下地処理
リメイクシートを貼るときに最初にするのが下地処理です。
リメイクシートは簡単に貼るだけで作業完了するものではありますが、壁紙や貼る部分に汚れが付着していると、貼り付けできずに剥がれてしまう可能性があります。
と言っても、難しいことをする必要はなく、雑巾で壁全体の汚れを拭き取りましょう。
油汚れなどが残っていると、剥がれてしまいやすいので、しっかりと掃除してください。
シートの貼り付け
下地処理が終わればシートの貼り付けを行います。
貼る面の形状に合わせ定規を使いながら採寸してください。
このとき横に長く連続して貼り付けるような場合には、貼り合わせを意識しながら、少し被せ気味に貼り付けましょう。
被せてからカッターで切断すると、隙間なくキレイに施工できますよ。
このとききちんとまっすぐに貼ることを意識しましょう。
レンガ調のものなど規則性がある柄の場合、曲がっていると非常に悪目立ちしてしまいます。
不安な場合はマスキングテープなどで仮止めし、遠目からきちんと貼れているか確認するのがよいでしょう。
また空気が入らないようにピンと張ってから貼ることもポイントです。
ピンと張ってから、ローラーで転がしシワができないように貼っていきます。
特にシートのきわの部分の接着がしっかりできていないと、そこから剥がれやすくなるため、しっかりと抑えることを意識しましょう。
DIYでリメイクシートを貼るときの注意点
DIYでリメイクシートを貼るときに、注意するべき点もあります。
この点を押さえておかなければ、見た目の仕上がりが悪くなる、または施工した後にトラブルになってしまいかねません。
そのため、以下の注意点を守って、きちんとした施工を心がけましょう。
空気が入らないように施工する
リメイクシートを貼るときには空気が入らないように施工しましょう。
空気が入り込んでしまうと、その部分がぷっくりとしてしまい、見た目の印象が非常に悪くなります。
画鋲やカッターで穴を空けることで、無理やり空気を抜くこともできますが、その痕跡が目立ってしまうこともあるため、あくまで最終手段だと考えましょう。
端はしっかりと処理し剥がれないようにする
リメイクシートをきれいに仕上げるポイントはリメイクシートのきわの部分をしっかりときれいに処理することです。
シートが剥がれてしまうのはきわの部分がしっかりと押さえられていない場合がほとんどです。
ローラーなどを使いながら、特に念入りに押さえ、剥がれることがないようにしましょう。
位置がズレないようにはり合わせる
リメイクシートを貼り付けるときには位置がずれないようにすることも大切です。
無地のものであれば、それほど目立ちませんが、タイル調やストライプ調などのものの場合、曲がって貼り付けてしまうと、かなり目立ってしまいます。
近くから見ても分かりにくいため、遠目からしっかりと確認し、まっすぐ貼れるように意識するようにしましょう。
100均は避ける(※耐熱ではないものが多い)
キッチンにリメイクシートを貼るときの注意点は、100均の商品を避けましょう。
なぜなら、100均のリメイクシートは安価ですが、耐熱加工も防水加工もされていないため、ガスコンロなどの場合、高温になることで、燃えてしまう危険があります。
トラブルになる可能性があるため、100均のものではなく、耐水加工や耐熱加工がされた商品を選ぶようにしましょう。
まとめ
この記事ではキッチンでリメイクシートを利用するメリットや実際の施工手順について詳しく解説しました。
リメイクシートは値段もかからず、簡単にDIYできるため、DIY初心者におすすめです。
この記事を参考にリメイクシートの貼り付けに挑戦し、おしゃれなキッチンを目指しましょう。
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