DIYを始める前に揃えたい電動工具(3)サンダーの正しい選び方

「経年劣化したテーブルやチェアをリメイクしたい…」「ツヤのある表面に仕上げたい…」など、家具を自作する際に思うこともあるでしょう。そのような時に便利なDIYアイテムがサンダーです。さまざまなメーカーから販売されていますが、どのサンダーを選べば良いのでしょうか?ここでは、おすすめのサンダーをご紹介します。

DIY工具の「サンダー」とは

サンドペーパーやディスク・ベルトなどを取り付けて、振動や回転によって研磨・塗装剥がし・錆落としが行える工具です。さまざまな種類があるため、利用用途に応じて使い分けるようにしましょう。

ディスクサンダー 円形のディスクの回転により研磨を行います。ディスクを替えれば、研磨・研削・切断などの作業も可能です。
オービタルサンダー 角型のパッドが小刻みに振動するので、削り過ぎることなく研磨が行えて、平らな面を研磨するのに向いています。
ランダムサンダー 円形のパッドが小刻みに振動しながら回転するので、強力な研磨が行えます。
ミニサンダー コーナーの研磨に特化した電動工具です。小型の工具であるため、狭い場所や角などの研磨作業に向いています。
ベルトサンダー 輪状のサンディングベルトを回転させることにより、研磨を行う電動工具です。作業台に固定すると卓上式工具としても使用できます。

DIY工具のサンダーの選び方

次に、電動工具サンダーの選び方をご紹介します。

静音性で選ぶ

木材を高回転で削る電動サンダーは、騒音を発生します。近所迷惑になるほどの音も出ますし、作業者自身の負担にもなります。このような問題を防止するためには、回転数を好みに合わせて調整することができるサンダーを選びましょう。

回転数を調整できるタイプであれば、静穏性に優れているだけではなく、さまざまな利用用途に活用できるため、大変便利です。

集塵機能で選ぶ

サンダーを活用すると、作業の特質上、大量の粉塵が発生します。そのため、集塵機能が備わったサンダーや集塵機に接続可能なサンダーが増えてきました。片付け作業などの手間を省きたい方は、集塵機能が備わったサンダーを選びましょう。

安全機能で選ぶ

電動工具のサンダーには、さまざまな機能が用意されています。負荷に応じて自動的に最適な回転数に変速するモード自動切換機能や、電源を切ると自動的にブレーキがかかるブレーキ機能、過負荷時に自動停止して事故を防止する過負荷保護機能などの安全機能が備わっているかを確認してみてください。

パッドのサイズで選ぶ

電動サンダーはパッドにサンドペーパーを取り付けて使いますが、効率的に作業を進めていきたいのであれば、パッドが大きなものがおすすめです。そのため、パッドサイズも確認するようにしましょう。

市販のサンドペーパーが使えるものを選ぶ

サンドペーパーは消耗品になります。そのため、市販のサンドペーパーが使用できる電動工具かを確認してください。機種によっては、ラバーパットにマジックテープが付いているサンダーもあります。このような工具は、ワンタッチで着脱できるので便利です。

補足:サンダーは実際に使用してから選ぼう

電動工具を購入したものの、利用時には大きな音が出るため、部屋では利用できないとお悩みの方も多いです。そのため、どの程度の音が出るかを実際に使用して確認してみてください。

また、サンダーには、さまざまな種類があるため、利用用途に応じた工具を購入しましょう。どのような工具が良いか悩んだ場合は、ホームセンターのスタッフに相談をしてみてください。

DIY初心者向けのおすすめのサンダー

次に、DIY初心者向けのおすすめのサンダーをご紹介します。

マキタ仕上げサンダ ―(BO3710)

(出典元:楽天)

安定感抜群の低重心ボディである仕上げサンダーです。エルゴノミックデザインを採用していることで、握りやすさを実現しました。また、集塵機能が備わっているため、クリーンな作業が行えます。また、レバー式クランプを装備しているため、サンドペーパーの交換が楽に行えます。

【マキタ MAKITA】 BO3710 仕上サンダー
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RYOBIミニサンダー(S-5000)

(出典元:楽天)

操作性抜群の低重心ボディである仕上げサンダーです。レバー式クランプを装備しているため、サンドペーパーの交換が楽に行えます。サイズがコンパクトなため、軽量で扱いやすいです。また、メーカー希望商売価格が1万2,000円とリーズナブルな価格設定が魅力となっている工具です。

 

新興製作所変速サンダー(SDS200D)

(出典元:楽天)

Amazonの電動工具サンダーカテゴリーでベストセラーにもなっている工具です。木材の表面加工だけではなく、塗装剥がしにも使用することができます。付属品として、サンディングペーパー荒目・中目・細目が用意されているため、すぐに利用することができます。

 

BOSCH ランダムアクションサンダー(GEX125-1AE)

(出典元:楽天)

狭い場所や細かい部分に対応できるランダムアクションサンダーです。コンパクトなエルゴノミクスデザインと様々なグリップ位置の採用により、頭上での作業も快適に行えます。また、速度事前選択機能により、木材だけではなく金属などさまざまな材料に使用できるとして人気を集めている工具です。

ボッシュ 吸じんランダムアクションサンダー 最軽量クラスの1.3kgボディ GEX125-1AE ◎
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(BSD-110)

(出典元:楽天)

塗装を剥がしたり、木材を研磨するのに丁度良いリーズナブルなベルトサンダーです。サンディングスタンド代わりにクランプが2つ付属されています。このクランプで固定すれば、卓上サンダーとしても活用できます。

【DIY・家庭用】EARTH MAN アースマン ベルトサンダーBSD-110
価格:6138円(税込、送料別) (2020/11/12時点)

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まとめ

今回は、DIYを始める前に揃えておきたい電動工具のサンダーについてご紹介しました。研磨・塗装剥がし・錆落としなどが行えるサンダーは、素敵な仕上がりには必要不可欠です。しかし、ディスクが高速に回転する電動工具のため、音が気になる方もいます。そのため、購入する前には、ぜひ、ホームセンターなどで利用してみてから、サンダーを購入してみてくださいね♪