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断熱壁へDIY!おすすめのDIY方法と費用の相場を解説

断熱壁へDIY!おすすめのDIY方法と費用の相場を解説

家の寒さが辛いのをなんとかしたい、でも断熱工事は高いから、自分でなんとかしたい、そうお考えではないでしょうか。

断熱壁にするためには、一度壁を剥がし断熱材を入れなければならず、手間がかかるため、費用が高額になりがちです。

しかし、一部の方法であれば、DIYでできるものもあり、コストを抑えることができます。

ここでは断熱壁をDIYする方法にはどんなものがあるか、その手順やメリット、デメリット、費用について解説します。

塗装

DIYで断熱する方法の一つが塗装です。塗料の中には、断熱効果があるものがあり、そのようなものを利用することで、壁の断熱効果が期待できます。

手順

DIYで塗料を使って断熱をする方法としては塗料に断熱効果があるものを混ぜる方法があります。

例えば、おすすめなのが、以下の商品です。

内容量: 900ml(重量330g) ※体積比 塗料7:パウダー3になります。 ヒートカットパウダー900mlに対して一般塗料2.1Lを混ぜると、合計で3Lの高性能遮熱塗料になります。

この商品を塗料と混ぜて塗装することで、壁に断熱効果と、赤外線反射効果を付与できます。

メリットとデメリット

塗装を使うメリットは以下の点が挙げられます。

・コストが最も安い
・DIYの難易度が低い
・作業時間がかからない

塗装は、DIYの中でも難易度が低く、コストもかからないため、DIYにそれほど慣れていない人でもある程度キレイに仕上げることができます。

しかし塗料は他の断熱手段と比べると、厚みがなく、断熱効果がそれほど高くはありません。

そのため、場合によっては断熱効果があまり感じられないこともあるでしょう。

費用

大まかな費用で言えば、6帖間で1〜3万円程度になるでしょう。

通常の塗料と比べると、1平米あたり500円ほど値段が上がりますが、その他のDIYの方法と比べると、コストはかなり安めになります。

必要な道具も多くはなく、安価なものばかりなので、5,000円程度で作業するには十分なものが揃えられますよ。

塗料も材料もそれほど高くはありませんので、コストを抑えたい場合には、最もおすすめできる選択肢になるでしょう。

壁に直接断熱効果があるものを貼る

壁に断熱する方法の一つとしては壁に直接断熱効果があるものを貼る方法があります。

一見すると難しそうですが、DIYしやすいものもあり、コストや難易度はそこまで高くありません。

手順

壁に断熱する方法としては例えば、以下のようなものがあります。

クッションタイプの壁紙(レンガ柄シート)です。シールタイプで誰でも簡単に施工できます。

こちらのものであれば、壁に直接貼っていくことで、断熱性を持たせられます。クロスほど1枚あたりの面積が大きくないため、キレイに貼るのはさほど難しくありません。

メリットとデメリット

壁にシートを貼る方法のメリットは以下のものがあります。

・厚みのあるものであれば、ある程度の断熱効果が期待できる
・施工難易度もそこまで高くはない
・立体感のあるデザインにできる

塗装の場合と比べると、厚みのあるものが多く、ある程度の断熱性が期待できることです。

断熱性は材料そのものの性質も重要ですが、その厚みが断熱性に直結することは多いです。

施工もシートを貼っていくだけでよく、難易度はそれほど高くありません。

また厚みがあるシートであれば、ある程度立体的な作りになっており、見た目の印象もガラリと変えられます。

費用

壁にシートを貼る費用は6帖あたりで大まかに2〜3万円ほどだと考えると良いでしょう。

中にはシールタイプになっているものもあり、そのような商品であれば、接着剤なども不要です。

断熱材を内側に入れる

断熱材を内側に入れる

壁の断熱工事で最も一般的な方法が断熱剤を壁の内側に入れることです。

この方法はDIYの中でも難易度が高いですが、壁に断熱剤が施工されていない場合はこの方法が最も効果を発揮するでしょう。

手順

壁の内側に断熱剤を入れるDIY工事では、まず壁を全て剥がします。

剥がしてから、既存の断熱材があれば取り除き、新しい断熱材を施工していきましょう。

このとき断熱材を四方きちんと囲うようにしてください。

壁に断熱材を施工してから、壁を作り、壁紙などの内装材を施工して仕上げます。

メリットとデメリット

断熱材を壁に入れるメリットとしては壁に断熱材がない場合、高い効果を発揮することです。

それ以外のDIYでできる断熱は、DIY初心者でも取り組みやすいものですが、断熱効果はそれほど高くはなく、場合によっては効果が実感できない、ということもありえます。

この方法であれば、しっかりと断熱効果を実感できるはずです。

デメリットとしては以下のものがあります。

・適切な施工をしなければ効果がない
・DIYに時間がかかる
・費用もかなりかかる

壁に断熱材を施工する方法は適切な方法で、きちんと周囲を囲えていないと、熱がそこから逃げてしまい、断熱材の効果がほとんどなくなってしまいます。

そのため、DIY初心者がうまく施工できなかった場合、効果がほとんどありません。

また壁をめくって、断熱材を取り除いて、新しい断熱材を入れて、壁を作る、という手順で工事をするため、施工にかなりの時間がかかります。

必要な材料も多くなり、必要な道具も多いため、費用もDIYとしてはそれなりの費用がかかってしまいます。

そのため断熱効果は高いですが、難易度も高く、よほどDIYに慣れている人でなければ、あまりおすすめできません。

費用

壁に断熱材を施工する断熱工事は大まかに10万円〜かかります。

これは必要な材料が非常に多いからというのがその要因です。ベニヤ板や仕上げの内装材、断熱材など、必要な材料が非常に多いです。

廃材も非常に多く出るため、廃材処分費もある程度かかることは覚悟しましょう。

また必要な道具も多く、壁の解体に必要なバール、電動丸ノコやインパクトなどの電動工具もほぼ必須です。

まとめ

この記事では断熱壁のDIYをするのにおすすめの方法やそのメリット・デメリット、かかる費用について大まかに解説しました。

断熱工事は本格的にやれば非常に難易度が高い工事ですが、簡易的なもので効果があるものもあります。

この記事を参考に、簡易的な断熱壁のDIYに挑戦し、快適な空間を作る参考にしていただければ幸いです。

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