有孔ボードとは、細かい穴が等間隔で空いたボードで、そこに様々なパーツを取り付けることで、自分好みの棚や収納を簡単に作成することができます。
見た目のデザインも豊富で、自分のアイデア次第で、様々な使い道があります。
そんな有孔ボードをどうやって活用すればよいかわからない人もいるではないでしょうか。
ここでは有孔ボードを壁に固定する手順や、活用事例、使い道について解説します。
有孔ボードを壁に固定する手順
有孔ボードを施工する手順は、いくつか工程がありますが、それほど難しくはなく簡単に固定できます。
ここでは有孔ボードを壁に固定する手順について見ていきましょう。
有孔ボードの施工に必要な道具
有孔ボードの施工に必要な道具は以下のものがあります。
- 有孔ボード
- 留め具
- フックなどの金物
- 金槌
- ドライバー(インパクトでも可)
以上で準備完了です。
準備するものは多くはなく、特別な道具も必要ありません。
適切な大きさの有孔ボードを購入すれば、カットする必要もないため、養生がなくても十分に作業できます。
また有孔ボードに塗装がされていないものなどの場合は、塗装をするのもよいかもしれません。
有孔ボードの施工手順
ここでは有孔ボードの施工手順について詳しく紹介します。
留め具を固定する場所の印を打つ
有孔ボードを固定するための留め具を固定する場所にまずは印を打っておきます。
有孔ボードは最低4箇所固定すれば止まりますが、壁に取り付けるものの重量などによって、取り付けた方が良い数は変わるため、適切な数を取り付けましょう。
多ければ多いほど、有孔ボードの耐久性が上がります。
留め具とボードの固定
次に留め具を固定しましょう。
おすすめの固定具は以下のものがおすすめです。
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こちらの留め具は壁と有孔ボードの隙間が少し空けられるため、様々なパーツを無理なく取り付けられます。
こちらの商品の場合は4箇所固定する場合で、対荷重有孔ボード含め20kgです。
ある程度重量が多い場合は、留め具の数を増やしておくと、耐久重量が上がります。
この留め具を印を打った場所に釘で固定します。
そのため、壁に穴が空きますが細いため、そこまで穴は目立ちません。
フックなどの取り付け
次にフックなどの取り付けを行います。
取り付けたいものの内容によってつけるものは変えましょう。
例えば以下のものであれば、いろいろな形のフックをまとめて購入できますよ。
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フックを使うことで小物を引っ掛ける、アングル金物を2枚使って棚板を取り付ければその上にものを置くこともできます。
ただし、あまりに重量があるものを置くと有孔ボードが壁から外れてしまう可能性もあるため、軽いものを置くようにしましょう。
有孔ボードの施工事例
有孔ボードを使うならおしゃれにやりたいという人も多いのではないでしょうか。
ここでは有孔ボードの施工事例をいくつか紹介します。
キッチンで有孔ボードを有効活用
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有孔ボードの活用事例の一つはキッチンでの活用です。
キッチンではフックを利用して使えるものも多いため、有孔ボードを活用しやすい場所の一つです。
油や水で汚れやすい部分のため、キッチンに利用する場合は、水や油に強い塗料などで塗装するとよいでしょう。
塗装をしっかりとしておけば、そのあとの掃除が楽になりますよ。
コード類をまとめるのにもおすすめ
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有孔ボードを活用する例として、洗面所に使うこともおすすめです。
また軽量の板を利用すれば、タオルをかけられ、様々なものを片付けられます。
また、洗面でドライヤーを引っ掛けておくのもよいでしょう。
洗面所は湿気がこもりやすいため、防水性が高い塗料を塗装するのがおすすめです。
玄関収納に使うのもおすすめ
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こちらは玄関収納に有孔ボードを活用した事例です。帽子やカバン、アクセサリーなどをまとめて保管できます。
ただし、カバンやコートをかけたい場合は、ある程度重量が出るため注意しましょう。
あまりに重量があると、有孔ボードが外れる可能性があります。
そのような場合は、留め具の数を多めすれば、耐久重量が上がります。
8個〜12個くらい留め具を使えば対荷重がかなり増え、それなりの重量でも耐えられますよ。
L字型のアングルで自分好みのツールに改造
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こちらは上級者向けのDIYですが、自分好みのツールに改造することもできます。
L字のアングルとパイプを溶接し、有孔ボードを取り付けることで自分の好きなものを片付けられるツールを作れます。
溶接は非常に難易度が高いため、おすすめはできませんが、有孔ボードと他の道具を組み合わせることで、できることの幅は大幅に広がりますよ。
まとめ
この記事では有孔ボードの施工手順や、施工事例について紹介しました。
有孔ボードは施工手順が簡単な上、工夫次第で様々な使い道があります。
この記事を参考に有孔ボード有効活用して、生活をより便利にしてください。