基礎知識

自分で塗装ができるの?外壁塗装DIYの手順とポイント

家のメンテナンスは、定期的に行わなければいけません。外壁塗装工事は、築10年頃に検討するものですが、1回に100万~150万円の出費は大きいです。そのため、自分で外壁塗装をして費用を割安にできないかと考える方もいるでしょう。実際に、自分で塗装を行えば、30万~50万円でメンテナンスが行えます。

いかがですか?外壁塗装DIYに興味を持った方もいるのではないでしょうか?ここでは、外壁塗装DIYの手順とポイントについて解説します。

自分で外壁塗装DIYを行う場合の手順

自分で外壁塗装を行う場合は、どのような手順で進めていけば良いかをご紹介します。

手順1:道具を揃える

まず、外壁塗装に必要な道具を揃えます。

[必要な道具]
2種類の塗料(下塗り用・上塗り用)、ローラー、ローラー皿、バケツ、マスク、ゴーグル、ビニール手袋、ウエス、高圧洗浄機、養生シート、スクレーパー、ワイヤーブラシ、脚立、ヘルメット、塗料固化剤、水、飛散防止カバー

手順2:足場設置

残念ながら、足場設置は自分で行うことはできません。足場の設置・解体を行う際には、資格が必要です。そのため、インターネットで調べて、業者に足場を設置してもらってください。また、足場設置をする場合は音が響くため、事前に近隣挨拶を済ませておきましょう。

手順3:外壁の洗浄

外壁には、ホコリ・カビ・コケ・藻などの汚れが付着しています。この汚れが付着された状ままであれば、塗料が剥がれてきてしまいます。そのため、家庭用の高圧洗浄機を使用して汚れを落とします。細かな汚れは、ブラシを使用して落としてください。

手順4:乾燥

高圧洗浄後は、良く乾燥させてください。乾燥させないまま塗装してしまうと塗料と不純物が混ざり、機能性が落ちてしまいます。機能性の優れた塗料を塗っても、再度メンテナンスをしなければいけなくなるため、乾燥時間は守ってください。

手順5:下地処理

クラック補修・コーキング補修・ケレン作業の下地処理を行います。ひび割れた状態で塗装してしまうと、そこから雨や空気中の水分が入ってしまい、建物に悪影響を及ぼします。そのため、ひび割れをコーキングで埋めてください。

手順6:養生

養生の貼り付け作業も大切な作業です。塗装作業中は、塗料が飛散してしまいます。そのため、汚したくない箇所には養生をしましょう。丁寧に養生をしておけば、塗装時間を短縮することもできます。

手順7:下塗り

下塗り塗料は、外壁と上塗り塗料を付着させる効果があります。そのため、下塗り作業が、仕上げに大きく影響します。仕様書を良く読み、正しい希釈と撹拌を行ってください。また、ローラーでは塗れない箇所は、刷毛を使用すると細かい部分まで塗ることができます。

手順8:上塗り

上乗り塗料には、外壁を守る性能があります。下塗り用塗料が乾燥したら、上塗り塗料を塗っていきます。プロの業者でも塗りむらは発生するため、素人の方は特に注意してください。

手順9:完成

上塗り塗料が完全に剥がれたら、養生を剥がしていきます。養生したテープに塗料が付いている場合、パリパリになっていることもあるため、慎重に剥がしてください。また、足場を設置してくれた業者を呼んで、足場を片付けてもらえば、外壁塗装工事は終わりです。

外壁塗装DIYのポイント

自分で外壁塗装のDIYを行う場合は、ポイントを押さえておくことで、キレイに仕上げることができます。ここでは、外壁塗装を行う際のポイントをご紹介します。

1.徹底的に汚れを落とす

外壁に汚れが残った状態であれば、塗料と外壁の密着性が弱まるため、すぐに剥がれ落ちてしまいます。家庭用洗浄機を使用して、念入りに汚れを落としてください。高圧洗浄機であれば、ある程度の汚れはキレイに落ちますが、こびりついている汚れの箇所は、ブラシを使用して隅々まで落とします。大きな家では、1日で洗浄が間に合わないこともあるため、2日程度かけて掃除をしましょう。

2.塗装不要の箇所には養生をする

初心者DIYerが手を抜くのが養生です。養生は、塗料が付かないように貼るものです。養生をしっかりと行うことで、汚れが付かないだけではなく、塗料で汚れる心配をせずに作業が行えるというメリットもあります。そのため、丁寧に養生を行ってください。

3.劣化部分の補修を行う

外壁には、クラック(ひび割れ)やコーキング(シーリング)などの劣化症状が出ます。このような溝には水が入らないように注意しなければいけません。そのため、コーキング材を充填していきます。この補修作業は、キレイな仕上げに欠かすことはできない作業です。

4.乾燥時間は守る

外壁塗装の仕上がりは、乾燥状態が重要となります。外壁塗装は、不純物が混入すると密着力が弱まります。そのため、作業前には外壁を乾燥させてから塗装します。乾燥時間に関しては、塗料の説明書にも記載されているため、説明書の乾燥時間を参考にしてみてください。

5.慎重に塗料を選ぶ

下塗り塗料と上塗り塗料は、種類も役割も異なります。下塗り塗料は、外壁と上塗り塗料を密着させる「のり」の役割をします。この下塗り塗料が機能しない限り、上塗り塗料は剥がれてしまうので注意してください。

上塗り塗料は、コーティングをするための塗料です。外壁の耐久性を高めたい方は、塗料の価格だけではなく、機能性や耐久性にも注目して選んでみてください。

塗料名 耐久年数 特徴
アクリル塗料 4年~5年 最も安価な塗料です。短期間で外壁の色を替えたい方におすすめですが、現在は外壁塗料として使用されていません。
ウレタン塗料 7年~10年 安価で耐久性能も良く、ひと昔までは主流の外壁塗料でした。
シリコン塗料 10年~13年 価格と耐久性のバランスがとれた塗料です。現在の外壁塗装の主流な塗料となっています。
ラジカル塗料 13年~15年 現在、注目されている塗料です。耐久性が優れており、高い注目を集めています。
フッ素塗料 15年~20年 グレードの高い塗料ですが、費用が高いのがネックです。

まとめ

今回は、外壁塗装DIYについて解説しました。業者に依頼するよりもコストを抑えられるメンテナンス方法です。やはり、業者に依頼するよりも工数はかかってしまいますが、意外にもポイントを押さえておけば、DIYerでも塗装は行えます。自分で塗装を行えば、費用も大幅にカットできるため、今後の住宅のメンテナンス方法として検討してみてくださいね。

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