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トイレの壁紙をDIYで貼り替え!その手順・費用・注意点を解説

DIYでトイレに壁紙を貼る手順
トイレの壁紙(クロス)をDIYで貼り替えたい
DIYで貼り替えるからには失敗したくない

そう考える人も多いのではないでしょうか。
トイレは面積が狭いことが多く、DIYするのにおすすめです。

この記事ではDIYで壁紙を貼る手順や注意するべき点について詳しく説明します。

DIYでトイレに壁紙を貼る手順

ここではDIYでトイレに壁紙を貼る手順について詳しく説明します。

準備するもの

壁紙(クロス)のリフォームで必要になるものは以下の通りです。

・壁紙

・のり

・スポンジ

・角ベラ

・カット定規

・ジョイントローラー

・なでハケ

・カッターナイフ

・カッターの替え刃

・雑巾

・新聞紙

・脚立

・ペン

・マスカー・養生テープ

・ボンドコーク

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特に重要なものがカッターです。
カッターの切れ味が悪いと切り口がギザギザになり、仕上がりに影響しますので、こまめに刃を変えられるようにしておきましょう。

作業の手順

では実際に壁紙(クロス)を貼り替える作業の手順について解説します。

養生

最初に養生を行いましょう。建具の枠や建具、トイレ本体に接着剤が付着するなどないようにマスカーでカバーします。

既存で付いている付属品を取り外す

トイレットペーパーホルダーや、タオルハンガーなど壁についているものをとり外します。
取り外しておかないと、壁紙を貼るときに難易度が上がりうまく施工できなくなりますよ。

コンセントカバーや換気扇も外しておきましょう。
線が繋がっているため、完全には外せませんが、できる範囲で大丈夫です。

ただし給水管は取り外しが難しいため、無理に剥がす必要はありません。

このとき、取り外した時のビスなどは無くさないように袋や箱に入れて管理するのがおすすめです。

既存の壁紙の撤去

次に既存の壁紙を撤去しましょう。

壁紙の継ぎ目にあたる部分や、コンセントや換気扇の部分は壁紙がめくりやすいので、そこからめくるのがおすすめです。
壁紙が古くなっていると、剥がすのが大変になり、裏紙が残ることもあります。

その場合もできる範囲でしっかりと取り除きましょう。中途半端に浮いたものが残っていると、上から貼った場合に浮き上がることがありますよ。

下地処理

壁紙を剥がし終わったら、下地処理を行いましょう。

壁紙を剥がすときに剥がしきれなかった裏紙などが凸凹を作ってしまうので、パテを使って平滑にならします。

のりつけ

壁紙を貼る作業の前にあらかじめのりを貼っておきましょう。

のりをあらかじめ貼っておくと、スムーズに作業が進められます。

薄くのりを満遍なく塗り、のりのある面同士をくっつければ、細かく折りたたんで持ち運べます。
のりを薄くつけ終わったら、壁の長さより10cm長いくらいで切りましょう。

少し「切りしろ」を残しておかないと、きれいに仕上がりません。

壁紙貼り

壁紙を貼るときは、天井からまっすぐ下に下ろし、上の端から端をなでハケで固定しましょう。

端が動かないように注意しながら、上から下にゆっくりとしわができないように貼っていきます。
このとき、のりが完全に乾く前であれば、貼り直しは可能です。

しっかりと全体が貼れたら、ヘラで角を抑え、折り目をつけてカッターでその位置に合わせてカットします。

カッターの切れ味は仕上がりに直結しますので、こまめに刃を折って切れ味を維持しましょう。

カットが終われば、ローラーでしっかりと抑え、スポンジではみ出たのりを拭き取ります。
2枚目を貼るときには、大まかな手順は同じですが、1枚目と2枚目の端をしっかりと合わせることを意識しましょう。

これを壁全体貼り替えるまで繰り返します。

パイプを外せないのでその周辺は難しいですが、目立たない場所なのであまり完璧にこだわらず挑戦しましょう。

付属品を元に戻し、端を処理する

壁紙を全て貼り終わったら、トイレットペーパーホルダーやタオルハンガー、コンセントなどを全て元の位置に戻しましょう。
また壁紙の継ぎ目の部分は、ボンドコークで、隙間に充填し手で抑えます。

地味な作業ですが、これを怠ると、壁紙が後から剥がれやすくなります。

はみ出たボンドコークは濡らしたスポンジで拭き取ってください。

DIYで壁紙を貼るときの注意点

壁紙を貼るときには、注意するべき点もいくつかあります。

この点を押さえておかなければ、失敗してしまう場合が高いため、しっかり読んでください。

濃い色はアクセントでの採用がおすすめ

濃いめの色は、アクセントでの採用がおすすめです。
なぜなら、濃い目の色は部屋の印象を狭く見せる効果があるからです。

もともと狭いことが多いトイレで、濃い目の色を使うと、圧迫感が強くなる場合があります。
そのような事態を避けるためには、アクセントでの採用にしておくことがおすすめです。

アクセントを貼る位置を面積が狭い面にしておくと、ちょうどよいバランスに収まることが多いですよ。

柄物は難易度が高い

壁紙を貼るとき、柄物を使うと施工の難易度がかなり上がります。
なぜなら、壁紙を貼るときに、隙間だけではなく、柄の位置も含めて貼っていく必要があるからです。
柄の位置を正確に合わせるのはDIY初心者の方の場合、難易度が高くズレてしまいやすいです。

柄物がきちんと貼れていないと意外と目立つため、避けた方がよいでしょう。

DIYでトイレの壁紙をDIYする相場

DIYでトイレの壁紙をDIYする相場

トイレの壁紙(クロス)をDIYで貼り替える場合の相場は以下の通りです。

・壁紙:約7000円(1平米あたり500円〜)

・のり:約1000円

・スポンジ:家庭用でOK

・角ベラ:500円

・カット定規:500円

・ジョイントローラー:300円

・なでハケ:300円

・カッターナイフ:1,000円

・カッターの替え刃:200円

・雑巾:古いものでOK

・新聞紙:

・脚立:3,000円〜

・マスカー・養生テープ:500円

・ボンドコーク:500円

大まかですが、10,000円〜20,000円程度に収まることが多いです。

またカッターの切れ味は仕上がりに直結するため、100均など安上がりに済ませるのではなく、きちんとしたものを買っておくことがおすすめです。
500〜1,000円程度あれば、十分なものが買えますよ。

まとめ

この記事では、トイレの壁紙を施工する手順やその注意点について詳しく説明しました。
トイレの壁紙張り替えは、面積が狭い分DIY初心者でも挑戦しやすいDIYです。

この記事を参考にぜひ挑戦してみてください。

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