基礎知識

外壁塗装DIYを行う際に知っておきたい正しい塗料の選び方

外壁塗装のメンテナンスは、築10年ごとに行わなければいけませんが、1回のメンテナンスで100万前後はかかってしまいます。そのため、自分たちで外壁塗装のDIYをするという方も増えてきました。

しかし、自分で外壁塗装をする場合は、正しく塗料を選ばなければいけません。今回は、外壁塗装の塗料の選び方をご紹介します。

DIY前に知っておきたい外壁塗装の3つの工程

外壁塗装は「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3つの工程があります。外壁塗料を選ぶ際にも、工程の知識は必要なため、各工程の特徴を押さえておきましょう。ここでは、外壁塗装の3つの工程をご紹介します。

下塗り

劣化した壁面に塗料を塗ると、色むらなどの施工不良の原因となってしまいます。このようなトラブルを防止するために下塗りをします。下塗り塗料にも種類があるため、上塗り塗料との相性や外壁の材質によって使い分けなければいけません。

・シーラー
密封・密閉という意味のシールが語源となっており、クラック等がない外壁では、このシーラーが下地強化剤として使用されます。上塗り塗料が下地に吸い込まれていくのを防ぐ役目を担います。

・バインダー
シーラーとは正反対の性質で、吸い込みが起きない下地に上塗り塗料を定着させるために使用します。

・プライマー
鉄・ステンレス・アルミなどの鉄部に塗って、上塗り塗料を定着するために使われます。

・フィラー
外壁に亀裂や凹凸があり塗装が困難なときに、塗装面を平らにするために使われます。

中塗り・上塗り

・シリコン塗料
シリコン塗料は、コストパフォーマンスと機能性のバランスが良い外壁塗料のため、最も利用されている塗料です。塗料のニオイが苦手な人もいますが、水性塗料であればニオイは発生しません。ツヤツヤなコーティングができるため、とくに拘りがない方は、シリコン塗料をおすすめします。

・フッ素塗料
フッ素塗料は耐久性が優れており、太陽熱や気温変化などによる劣化を防ぐことができる塗料です。六本木ヒルズやスカイツリーなどの有名な建物に使用されています。機能性は抜群ですが、価格が高くなってしまいます。

・光触媒塗料
光触媒塗料は、新技術の塗料です。外壁に付着した汚れは日光を利用して、自分で分解します。そのため、いつまでもキレイな外壁のままを保つことができるのです。しかし、最新技術の塗料のため、価格は高くなってしまいます。

・ガイナ塗料
ロケットに塗られる塗料を応用して開発された塗料が、ガイナ塗料です。遮熱性・断熱性・防音性・不燃性・耐久性のすべての機能が備わっています。夏は涼しく、冬は暖かい断熱性能を実現することができますが、塗装が難しいというデメリットもあります。

・ウレタン塗料
ひと昔はメインで使用されていた塗料ですが、性能面が劣っており汚れやすく、耐久性能も低いため、時代遅れの塗料となっています。しかし、ウレタンは弾力背があるため、ひび割れ効果を防ぐ効果があります。

・アクリル塗料
アクリル塗料は、ウレタン同様で、ひと昔に使われていました。価格は一番安いですが、耐久性がないため使用されなくなりました。しかし、塗りやすく発色も良いため、短期間での塗り替え時に使用されていたりします。

・ラジカル塗料
次世代の塗料候補して名前が挙がっているのが、ラジカル塗料です。料金は、シリコン塗料と同じくらいの価格なのにも関わらず、耐用性はフッソ塗料レベルのレベルに追い付いています。

・無機塗料
予算ある方におすすめするのが、無機塗装です。フッ素を超える耐久性を誇ります。しかし、業者レベルの施行経験が求められるためDIYには不向きです。そのため、高品質な塗装工事をプロにお任せしたいという方におすすめです。

外壁塗料の3つの選び方

次に、外壁塗料の3つの選び方をご紹介します。

外壁材との相性で選ぶ

住宅の外壁材には、サイディング・モルタル・木材・ALC・コンクリートなど、さまざまな種類があります。そのため、モルタルとは相性が良くても、サイディングには合わないという塗料も存在します。そのため、外壁材との相性で塗料を選ぶようにしましょう。

外的要因に応じて選ぶ

外壁塗装は、見た目をキレイにするだけではなく、建物自体の耐久性を高めるために行います。機能性の優れた塗料を塗りなおすことで、カビやコケなどの汚れを付着しにくくするのです。このような性能は、外的要因に応じて選ぶことが大切です。

コストパフォーマンスで選ぶ

自分で外壁塗装を行う目的は、DIYを楽しみたいという方もいると思いますが、メンテナンス費用を安く抑えたいという方も多くいると思います。そのため、塗料のコストパフォーマンスにも注目しましょう。塗装工事にかけられる予算と耐久性のバランスを確認して塗料を選ぶことが大切です。

まとめ

今回は、外壁塗装工事を行う際の塗料の選び方をご紹介しました。DIYをするときは、下塗り、上塗りの役割を覚えるのと同時に最適な塗料を選ぶことが大事になってきます。ぜひ、これから、外壁塗装を行うことを計画している方は、さまざまな観点から最適な塗料を選んでみてくださいね♪

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