「家の壁紙がタバコのヤニで汚れてしまった…」「子どもが壁に落書きをしてしまった…」という悩みを抱えていて、壁紙をキレイにしたいと思っている方もいるでしょう。
DIY初心者だと壁紙の張替えは難しく感じてしまうかもしれませんが、壁紙用塗料を使用すれば、上から塗るだけ。誰でもカンタンにDIYをすることができます。
ここでは、DIYする際のペンキの選び方とおすすめの商品をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
壁紙用塗料の選び方
壁紙用塗料は、さまざまな商品が登場していますが、どのように選べば良いのでしょうか?ここでは、壁紙用塗料の選び方をご紹介します。
有害物質が少ない水性塗料
従来の塗料は独特なニオイがするため、体によくない材料としてレッテルを張られていました。しかし、近頃の塗料は、さまざまな研究が重ねられて、身体や環境に優しい水性塗料が登場しました。VOC(揮発性有害化合物)が全く含まれていないわけではありませんが、本当に微量なため、人体への影響は全く問題ないレベルといわれています。
下塗り不要の塗料
壁紙に凹凸がある場合は、下地処理をしなければいけません。また、下塗りをすることによって、塗料の色が鮮やかに出ます。しかし、これらの工程を行っていると時間がかかってしまうため、DIY初心者の方は下塗り不要の塗料を選んでみてください。
機能性塗料
壁紙用塗料には、さまざまな機能がついた商品も出ています。乾燥させると黒板になるチョークボードペイントや、塗った箇所に磁石が付けられるマグネットペイントなど、さまざまな機能性がついている塗料があります。用途に応じて塗料を選べば、快適な空間を実現できるでしょう。
DIYにおすすめ!安全な壁紙用塗料7選
壁紙用塗料は、さまざまなものがありますが、ここではDIYにおすすめの壁紙用塗料をご紹介します。
1. Benjamin Moore Paint
Benjamin Moore Paint(ベンジャミンムーアペイント)は、シックハウスの原因物質の一つとされている揮発性有機化合物が含まれていません。そのため、塗料独特の嫌な臭いもありません。また、ローラーで塗る際の飛び散りもなく色ムラが出来にくい塗料のため、DIY初心者の方が塗っても美しい仕上がりになります。
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2. COLORWORKS Hip
COLORWORKS Hip(カラーワークスヒップ)は、揮発性有機化合物をほとんど含まない安心・安全な塗料です。カラーは全1488色と豊富なため、理想のカラーを見つけることができるでしょう。
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3. FARROW&BALL
FARROW&BALL(ファローアンドボール)は、壁紙職人が開発した最高級の塗料です。一般的な塗装より、30%以上多く顔料を使用しているため、発色と深みを演出することができます。最高の素材と手法で塗料を作ろうという情熱が伝わる英国発のブランドです。
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4. J-COLOUR
J-COLOUR(Jカラー)は、人にやさしい国産の環境対応型水性塗料です。絵の具メーカーのターナー色彩株式会社で製造されています。樹脂分の多いハイブリッドタイプの塗料のため、乾燥後の塗膜が非常に強く、手垢がついても水や一般洗剤で簡単にふき取ることができます。お手入れの楽さを重視したい人から人気のある塗料です。
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5.イマジンウォールペイント
イマジンウォールは垂れにくい塗料のため、天井も簡単に塗ることができます。重ね塗りをすれば、壁の落書きなどをキレイに消すことができます。また、防カビ効果がある塗料なので、壁紙の補修を考えている方から人気を集めています。
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6. Buttermilk Paint
Buttermilk Paint(バターミルクペイント)は、アメリカ発の塗料ブランドです。やわらかな色調で、乾けば美しいマトな仕上がりになります。数種類のバターミルクペイントを組み合わせれば、オリジナルの色を作ることができるため、個性的な空間を演出したい場合におすすめの塗料です。
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7. ノボクリーン
有機溶剤ゼロで人にやさしい塗材と人気を集めている塗料が、ノボクリーンです。塗装時に従来の塗料のような特有の周期もありません。また、抗菌効果や防カビ性能などがある塗料のため、機能性を重視したい方におすすめの塗料です。
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自分でDIY!壁紙用塗料の塗り方
壁紙用塗料を塗りたいと思った場合、正しい手順を把握しておくとキレイに塗ることができます。ここでは、壁紙用塗料の塗り方をご紹介します。
1.破れた壁紙の補修を済ませる
壁紙が破れかけている場合は、接着剤を使用して貼りなおします。なるべく凹凸がないように補修を済ませておきましょう。
2.壁紙表面の汚れを落とす
雑巾を使用して、壁に付着しているホコリや油分、ヤニなどの汚れを取り除いてください。
3.周囲を養生する
壁の周囲に沿ってマスキングテープを貼り付けます。また、窓やコンセントなどにも養生をしましょう。床にはビニールシートを敷きます。
4.汚れが酷い場合は下地材を塗る
壁の凹凸が酷い場合は、必要があればコーキングをしましょう。また、ヤニが酷いときは、シーラーを塗っておくと良いです。
5.上塗りを2回行う
ペンキを塗った後に、壁紙の色柄などが透けている場合は、乾燥後に二度塗りをします。
まとめ
この記事では、壁紙用塗料の選び方とおすすめの商品をご紹介しました。壁紙の上から塗るだけで、汚れを隠すことができるためDIY初心者におすすめの補修方法です。ぜひ、この記事でご紹介した壁紙用塗料を購入して、ご家族でDIYを楽しんでみてください。