「家族でDIY棚を作成してみたい♪」「思い出に残る家具を作りたい」と思っている人もいるでしょう。オリジナル家具を作るのは楽しいですが、ネジ締めを手作業で行うのは意外と大変です。そんなときに役立つ電動工具が、ドライバードリルです。
ドライバードリルがあれば、穴あけもネジ締めも1本でできます。そのため、DIYを始める前に購入しましょう。この記事では、DIYを始める前に揃えたい電動工具ドライバードリルの正しい選び方をご紹介します。
DIY工具の「ドライバードリル」とは
ドライバードリルは、回転能力を持っており、ピットを付け替えることで穴開けもネジ締めもできます。
締め付けるトルクの力を調整できるので、回転方向に一定の負荷をかけたとき、それ以上締め付けないように空回りする仕様になっています。そのため、ネジを締め付け過ぎないように心配する必要がありません。
ペン型ドライバードリル
ピストル型と比較するとパワーが弱くクラッチ数も多いため、細かなトルク設定が可能です。作業内容に合わせて形状を変更させることができるので、狭い場所での作業や上向きで作業する場合に最適。
ペン型は500gと軽いものが多いで、使いやすさは抜群です。そのため、パワーよりも使いやすさを重視したい方におすすめのドライバードリルです。
ピストル型ドライバードリル
ピストル型を選ぶ場合は、電圧を確認してみてください。電圧が上がるほど威力は高くなり、大きなサイズの穴あけも手軽に行えるようになります。
しかし、高い威力を発揮するには、大きなバッテリーが必要になるため、重量が重たくなり使い勝手が悪く感じてしまうかもしれません。そのため、利用用途に応じた電圧のドライバードリルを選びましょう。
インパクトドライバーとの違い
トライバードリルとインパクトドライバーは似ているので、どちらを購入すれば良いのか悩む方もいるようです。インパクトドライバーは威力があり、回転方向への打撃を永遠に続けるため、ネジを締め付け過ぎて材料が歪んでしまったり、ネジが飛んでしまうこともあります。威力が強いですがプロ用として取り扱われることが多いです。
DIY工具のドライバードリルの選び方
さまざまなドライバードリルが販売されているため、ここでは、ドライバードリルの購入基準について解説します。
チャック能力で選ぶ
ドリルチャック能力は、ドリルの刃を挟む部分の最高径を示しています。5mm・6.5mm・10mm・13mmが一般的です。締め具合で開きを調整することができるので、チャック能力以下のドリルであれば、すべて装着することができます。
締付けトルクで選ぶ
トルク値が高いほど、太いビスや大口径の穴あけができますが、その分、電動工具本体サイズやバッテリサイズも大きくなります。そのため、適切なトルク範囲のドリルを選ぶようにしましょう。家庭用DIYであれば、30~49N.m程度のものを選べば足りると思います。
振動機能の有無で選ぶ
ドリルドライバーには、振動機能がある機種があります。この機能があれば、石材・コンクリート…ブロック・レンガの穴あけが可能となります。そのため、これらの素材に穴を開けたいという方は、振動機能を確認してみてください。
サイドハンドルの有無で選ぶ
大口径の穴を開ける作業は、ドリルが横に強く振られます。そのまま腕を怪我してしまう人もいるため、横ブレを固定するサイドハンドルが用意されているドリルを選ぶようにしてみましょう。
DIY初心者向けのおすすめのドライバードリル
次に、DIY初心者向けのおすすめのドライバードリルをご紹介します。
マキタ充電式ドライバードリル(DF030DWSP)
小型・軽量ボディでありながらハイパワーを実現します。締付能力は22Nmですが、重量は0.88kgしかありません。また、1度充電すれば、250個のネジを締め付けることができます。そのため、DIY作業中に電源が切れてしまう心配も不要です。
また、DIY初心者でも安心して使えるソフトグリップや無段変速スイッチなどの充実した機能が用意されているドライバードリルです。
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ボッシュコードレスドライバー(PUSHDRIVE)
狭いところの作業も苦にならないペン型ドライバードリルです。全長も短くコンパクトなため、さまざまなシーンに活用できます。
ネジ締めもネジ外しも本体を押し込むだけで左右するプッシュ&ゴー機能が備わっているため、DIY初心者でもストレスなく正確なネジ締めができます。
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日立工機コードレスドライバードリル(FDS12DVD)
クラッチダイヤルで締め付けトルクを22段階に調整可能で、パワーもあります。初めから、バッテリーが2個付いているにも関わらず、価格も安い受電式ドライバードリルのためコスパが良い電動工具として人気があります。
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リョービ充電ドリルドライバー(BD361)
ペン型にもピストル型にも切り替えることができるドライバードリルです。手にフィットしやすい扱いやすいサイズの握り径で、最適なトルクが選べる11段クラッチが魅力的。暗所でも作業ができるLED機能などが備わっていますが、価格がリーズナブルです。
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B/D充電LEDツイストドライバー(PLR3602JP)
ペン型にもピストル型にも切り替えることができます。最大締付威力は、4.2Nmと低めですが、DIY初心者であれば物足りるスペックでしょう。なによりも、他のメーカーのドリルドライバーと比較すると圧倒的な安さを誇ります。
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まとめ
ドライバードリルは、タイプや威力に応じて機種を選びましょう。必ずしも威力が抜群なドリルが使いやすいというわけではありません。威力が大きなドリルは、重量が重たくて上向き作業などに不向きです。
可能であれば、ホームセンターなどで操作したり、重量を確認してみてください♪そうすることで、失敗がなくなるでしょう♪